Appleは、ウォッチフェイスの追加、睡眠モニタリングなど、様々な新機能を搭載したwatchOS 7を発表しました。しかし、昨日の基調講演では触れられなかった変更点もいくつかあります。例えば、バッテリーヘルス管理機能やSiriによるメッセージ読み上げ機能などです。
iPhoneと同様に、Apple WatchユーザーはwatchOS 7でバッテリーの状態データを確認できます。バッテリーの最大容量は新品時は100%ですが、バッテリーが劣化するにつれてこのレベルは低下します。レベルが低いほど、Apple Watchのバッテリーは新品時ほど長持ちしないことを示しています。
Apple はバッテリーの状態データを次のように説明しています:
Apple Watchのバッテリーは、他の充電式バッテリーと同様に消耗品であり、経年劣化により性能が低下します。これは、新品時と比較したバッテリー容量の測定値です。容量が低い場合、充電1回あたりの使用可能時間が短くなる可能性があります。
iPhoneでは、バッテリー寿命を延ばし、予期せぬシャットダウンを避けるために、最大容量が削減されるとAppleはパフォーマンスを低下させますが、watchOS 7がApple Watchで同じことを行うかどうかはまだわかりません。
watchOS 7では、新しいバッテリーの状態データに加え、Apple Watchに「最適化されたバッテリー充電」機能が追加されます。「最適化されたバッテリー充電」を有効にすると、Apple Watchはユーザーの日常的な使用状況を学習し、長時間使用されていないときにバッテリーの充電を中断します。iOS 14では、AirPodsでも同じオプションが利用できるようになりました。
watchOS 7では、Apple Watchの「Siriでメッセージを読み上げる」機能も利用できるようになりました。AirPodsを装着したまま、音声コマンドを使って受信したテキストメッセージを読み上げ、返信できます。Siriがメッセージを読み上げるので、「Hey Siri」と言わなくても、テキストメッセージを読み上げて無視したり返信したりできます。
watchOS 7 ベータ版は現在開発者向けに公開されており、パブリックベータ版は 7 月にリリースされる予定です。
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